お返事

ソマリの子猫を迎える際に、はりきって爪とぎを用意してみたものの、なかなか使ってくれない...。このまま爪とぎを使えない大人になってしまうのかしらと、心配になるママパパさんもいらっしゃるようです。

我が家の6頭のソマリ達のことを振り返っても、子猫のうちから大人顔負けにバリバリ爪をとぐ子もいれば、小さい頃はあまり研がなかったのに、大人になったらいつの間にか爪とぎを使っていた...という印象の子もいます。要するに、爪を研ぎ始める時期や頻度は、かなり個体差があるのだと思います。

先住猫ちゃんが居れば、見よう見まねで爪を研いでみる子も少なくないですが、先住ちゃんのいないお家では、本にゃんを爪とぎに連れて行って、手をもってあげて掻かせたり、ママ自身が猫になって(^-^;)爪とぎのところでデモンストレーションするのもいいかもしれません。

すでに、どこか爪とぎでない場所で爪を研ぎ始めてしまっている場合には(椅子や壁など)、その場所に爪とぎを置いておき、もし椅子で研ぎ始めたら、さっと爪とぎに差し替えてしまいましょう。根気よく繰り返すうちに、爪とぎを使う事を覚えてくれる可能性大です。

また、爪とぎにはいろいろな素材があります。綿縄(タワーの支柱などに使われるつるつるした毛羽立たない縄)・麻縄(綿縄よりもやや目の荒いザクっとした感じの縄)・じゅうたん・ダンボールなど。形にしても、板状、縦型ポール、ハウス型など、バリエーション豊富です。

うちの子達を見ていても、それぞれに「好み」や「こだわり」があるようで(;^-^A、気に入ったものだけをよく使っています。今、お手持ちの爪とぎで爪を研いでくれなくても、もしかしたら、違うタイプのものには反応してくれるかもしれません。諦めずに一つ一つトライしてみてください。

定期的に爪切りをして、やすりをかけてあげれば、爪をあまり研がないこと自体にそれほど問題はないですが、大人になって、突然壁や家具で爪とぎを始めてしまうことのないよう、子猫のうちからなるべく色々なタイプの爪とぎを身近においてあげたいですよね。

※ ちなみにうちの子達のお気に入り爪とぎが写っているブログ記事はこちらです

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