お返事

あくまでも一般論ですが、ソマリブリーダーさんに「男の子と女の子どちらが育てやすいですか...」と伺った場合、初めて猫を飼うオーナーには、女の子を勧めてくれるケースが多い気がします。(あえてそう伺った場合であって、猫に慣れている飼い主さんに対してなら、どちらでも同じと言われる方がほとんどだと思いますが)

確かに、我が家のソマリの男子女子、それぞれ3頭ずつを育てた経験でも、子猫時代のやんちゃっぷりは男の子の方が勝り、それだけ手がかかりました(;^-^A。

ただ、それは育て始めたばかりの子猫時代に限ってのこと。では、長い目で見たら男の子と女の子の違いって、どういう点でしょうか。

よく言われるのは、「男の子は甘えん坊、女の子はマイペース」。それは猫一般だけでなく、ソマリについても言えると思います。もっと正確にいえば、ソマリは女の子も甘えん坊なのですが、甘え方が少し違っていて、男の子はいつでもどこでもママに甘えたい、女の子は自分が甘えたい気分の時に、思い切り甘えたい(笑)。どちらも可愛いです(^m^)

さらに、女の子は赤ちゃんを産む性なので、避妊手術を受けても、警戒心が強いとか、人間に抱っこされることを好まないなどという本能が残ると聞いたこともありますが、これは個体差もあるので、なんともいえません。(我が家には抱っこ大好きソマリ女子や、警戒心のあまりないソマリ女子もいますので/笑)

あえて明らかな違いといえば、避妊去勢手術については、女の子は「開腹手術」になりますので、手術が済むのを待つママパパのハラハラ度もいく分高いかもしれません(;^-^A。費用も去勢手術よりもかかります。(避妊去勢について、詳しくは「避妊・去勢について」に掲載しています)

結論として、子猫時代は男の子の方がやや手がかかり、避妊手術の心配度は女の子の方が高い。でも、それ以外はあまり変わらない...というより「個体差」ということでしょうか(;^-^A。

ここからはかなり個人的な考えかもしれませんので、さっと読み飛ばしていただきたいのですが、もし、将来は多頭飼いを...というお気持ちがおありでしたら、最初に男の子を迎え、次に女の子...というパターンはかなりお勧めです。

先住が女の子の場合、新たに子猫を迎えた時に、どうしてもナーバスになりやすいのですが、男の子はたいていの場合、下に妹ができると、とっても優しいお兄ちゃんになってくれる可能性大だからです。(うちはキレイにこのパターンですが、例外があったらすみません(^人^;))

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