血統書とCFAナンバーについて

HPに「CFA登録キャッテリー」と書かれたソマリキャッテリーさんから子猫を迎えたのに、血統書もCFAナンバーも渡されなかったことを心配された飼い主さんから、メールをいただいたことがあります。

ブリーダーさんが子猫のオーナーに血統書を渡す時期は、それぞれのキャッテリーによって異なります。

譲渡時に一緒に渡してくれるブリーダーさんもいれば、少し遅れて郵送されてくる形もありますし、避妊去勢手術を受けた証明と引き換えに、はじめて血統書を送ってくださるキャッテリーさんもあります。

どのタイミングで血統書をいただけるのかは、お迎え前に確認しておくといいかと思います。

たいていの場合、いただける血統書は、キャッテリーが独自に発行したオリジナル血統書(血統図)、もしくはそのキャッテリーさんが所属するキャットクラブ発行のものです。CFAアメリカ本部が発行した血統書が欲しい場合は、別途ブリーダーさんにお願いする形がほとんどです。

また、CFA登録キャッテリーさんからソマリを迎えても、血統書以外にCFAナンバーを付けてくださるかどうかは、そのキャッテリーさんによります。

もし、一般のオーナーさんが、ご自身のソマリちゃんをキャットショーに出したいという場合には、プレミアクラス＝避妊去勢部門であっても、エントリーにはCFAナンバーが必要ですし(ハウスホールド部門での出陳ならば必要なし)、ショーに出さずとも、我が子のひとつの記録・記念として、CFAナンバーが欲しいという方もいらっしゃるでしょう。

最初からCFAナンバーを取れる子猫を迎えたいという方は、子猫探しの時点でキャッテリーさんに確認しておいてください。というのも、HPに「CFA登録キャッテリー」と掲載している場合でも、登録しているだけで、実際にはCFAナンバーを取得していない子を親猫として繁殖しているキャッテリーさんもあるからです。子猫の両親がCFAナンバーを持っていなければ、その子もCFAナンバーを取ることはできません。

前述の、CFAアメリカ本部発行血統書にしても、CFAナンバーにしても、別途手数料が必要というキャッテリーさんがほとんどですので、費用などは事前に確認してくださいね。