お返事

ソマリ同士でも、相性の良し悪しはあると思いますし、本能的な好き嫌いは、残念ながら人間にはコントロールできません。が、その子達にとってママ・パパの立場である飼い主に、できることが本当にないか、ちょっと考えてみてください。

例えば、一人一人の子に対して、話しかけたりスキンシップしたりという時間を、充分にとっているでしょうか。知らず知らずのうちにどの子かを贔屓して、他の子にストレスを与えていないでしょうか。それぞれに落ち着けるスペースを用意してあげているでしょうか。

ソマリはとても心が豊かで、感受性の強い猫です。ソマリ同志のケンカの原因になっている「ストレス」が、意外にも、ママパパが猫達と遊んであげる時間が足りなかったから...などということも珍しくありません。

その上で、メンタルケアのためにフェリウェイ拡散器や、バッチフラワーレメディなどを試されてもいいかもしれません。

下の子を迎える時にナーバスになりやすい我が家のソマリ女子組は、フェリウェイを使ってあげるとだいぶ落ち着きますし、兄姉に背後から飛びかかる癖で顰蹙をかっていた末っ子は、「チコリ」(独占欲から周囲をライバル視してしまう子向き)というレメディで、飛びかかり癖が緩和されました。

その子にフィットしたものに出逢えれば、メンタルケアもある程度の効果がある気がします。(参考ページ「ソマリ〜ずのメンタルサプリレビュー」)

ケンカといっても、時々シャーフー吹きながら追っかけっこしている程度とか、猫パンチでやり合っている程度で、それ以外の時間帯は近くでネンネしている...レベルでしたら、そう心配はないと思います。が、顔を合わせれば激しく毛を逆立てて、耳を反らし唸り続けていたり、粗相などの問題行動がでてきてしまったら、少し深刻ですよね。

そのような時は、「先住猫がいます。新人猫を迎える時に気をつけることは?」の項目に書いた、新人お迎えの段取りと同じこと(=両者をしばらく隔離生活させた後、匂いのするものの交換からはじめ、徐々に接触時間を増やす)を、もう一度やってみるとよいと言われる専門家もいます。

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