お返事

引っ越しは猫にとって大きなストレスと言われますが、飼い主さんの事情で、引っ越しせざるをえないケースも当然出てくるかと思います。我が家も、何度かうちの子達に頑張ってもらいました(;^-^A。

昔は、猫は家につくなどと言われましたが、そういう時代の彼らは、外と出入り自由で飼われていることが多く、家の周り全てが自分のテリトリーだったのだと思います。そうした理由から、飼い主さんが引っ越しをすると、家出をして元の場所に戻ろうとするケースなどもあったようです。

それに対して、完全室内飼いの猫ちゃんは(当然ソマリもそうですが)、家の中だけがテリトリーですし、その分家族との繋がりも深いので、帰巣本能にかられるようなストレスはそう強くないのだと思います。

我が家で引っ越しの際に気をつけていることは
1 ワクチン接種の時期が近い子であれば、引っ越し前の体調のいい時を見計らってワクチンを済ませておくこと(環境が変わると、それまで接触したことのないウイルスや菌に接触することになるため、その用心として)。
2 荷造りの段取りでは、猫達が愛用している(テリトリーとしている)ものは、極力最後まで片付けないでおくこと。
3 逆に、新居に入ったら、ケージ、猫ベッド、キャットタワー、おもちゃ、ファブリックなど、匂いのついたものを真っ先にセットして、慣らしてあげること。
4 引っ越しして暫くは精神的に落ち着かないので、フェリウェイ拡散器やレスキューレメディなど、精神を安定させるグッズを用意しておくこと。
5 引っ越し前に、新居から通える動物病院をピックアップしておくこと。
6 新居でも、できる限り間取りや家具の配置などを前の家と同じようにすること。
などです。

これらのことを心がけて引っ越しに臨むことで、引っ越しが大の苦手と言われる猫ちゃんであっても、新しいお家に馴染んでくれる時間がかなり早まるのではないかと思います。

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