ラピへのたくさんの応援、ありがとうございます。本当に多くの方に温かく力強いパワーを送っていただいて、隊長は幸せ者です。
今回、隊長の病気が発覚し、最初は受け入れられなかった「命の危機」にあるという現実を母ちゃん達がようやく把握できた時、足元からグラグラと崩れ落ちるようなショックでした。震えが止まらず、パニック状態に陥って、しばらくは何も考えられず、本当に情けない母達です。
絶望の中で思ったことは、隊長を守ってあげるには、こんな小心者の母ちゃん達だけの力じゃなく、いつも交流させていただいている明るく力強いオーラを持った皆さんの力こそ、お借りしたいって。
ブログやSNSを通じて、皆さんがかけてくださる言葉、お気持ちが、どんなに私達家族を支えてくれているか、言葉では言い尽くせません。その温かい光は確実に隊長にも届いています(><)
金曜日の入院時の検査結果から、明日月曜日の手術のスケジュールが組まれ、母達も覚悟を決めていたのですが、この土日に症状が少し好転してきているために、手術については明日の朝の状態で最終判断ということになりました。
病気の性質から考えると、いつ何時急変するか分からない状態で、不安で気がおかしくなりそうなことに変わりはないけど、でも、少なくとも隊長自身が、自分でご飯を食べられるくらい身体が楽になってきていることが嬉しくて..(ノω・、)
皆さんに守っていただいているからラピも頑張ってくれてるんだと思います。心から感謝します!!
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今までの経過を遡ると、金曜日の朝、DVMsどうぶつ医療センター横浜に入院。そこでの詳しい検査の結果、閉塞をおこしている胆管下部以外にも、細かい胆石が胆管や内臓のあちこちに飛び火していて、かなりやっかいな状態。肝炎や腹膜炎も起こっていて、万が一の覚悟が必要であることを告げられました。
石があると分かっていても手がつけられない部分もあるので、その辺の石は再発の可能性を秘めつつもそのままということになり、今回の手術は、胆のうを開いて中の石を洗い出し、胆管に詰まった石を水を流して通すことになるとのこと。
ただ、胆管はとてもデリケートな上に、ラピの胆管はかなり蛇行しているので、石がうまく流れ出ないかもしれない。その際は、直接胆のうと十二指腸をつなぐ手術となり、この場合かなり高い確率で胆のう炎や肝炎という合併症が起こるそうです。
ラピには高齢、貧血(入院時検査で19%まで下がってしまった(><))という不安要素もあり、普通の胆管閉塞手術と比べるとリスクが相当高いとはっきり言われました。その説明を聞いて、その場に立っていられないほどショックを受けたけど、このまま石が詰まったままだと確実に命を落としてしまう。手術以外に選択肢がないので、どんなにリスクが高かろうと、命を救う方法にかけるしかありません。
手術の緊急性はあるものの、ラピの場合、むしろ術前に極力本人の体調をあげておく方がいいということで、その日は急遽輸血処置をすることに。センターの供血猫さん達が、みな血を採ったばかりで輸血用の血液がなかった為、私が一旦ラピの検査用血液を持って家に帰り、地元の病院でレアルとリノの血液のクロスマッチを見た上で(幸い弟達2にゃんとも兄たんとマッチ)、その日体調の良かったレアぽんに頑張ってもらうことにしました(リノはこの日は朝から毛玉吐き2回して体調イマイチだったので、術後に輸血が必要になった時に頑張ってもらうことに)。レアぽん、急な移動で目を白黒させてたけど、兄たんに元気な血液をたくさん分けてくれてありがとうね!よく頑張ったね!!
翌土曜日の朝。輸血の血液不適合もおこっておらず、PCVは26.8 %まで回復。このまま点滴をしながら(利胆剤と抗生剤)体調を見て、月曜日に手術というスケジュールに決まりました。この朝の時点で食欲は全くなかった隊長。先生も「胃の動きがすっかり止まっているからおそらく自力で食べることはないでしょう、様子を見て強制給餌をします」と仰っていたものの、隊長、自分から少しずつ食べ物に口をつけるようになり、先生を驚かせる。
そして今朝(日曜朝)。PCVはさらに31%までアップ。ご飯もしっかり食べられるようになり、肝酵素もまだ高いなりに減少。黄疸を示す総ビリルビン値にいたっては0.4と正常値まで下がり、エコーで見ても胆管の拡張が入院時より少し引いていると説明を受けました。完全閉塞ではないから、今、この状態だけをとってみれば、手術は必須ではないと。
でも、ラピには胆石が一番詰まっている(胆管拡張をおこしている)胆管下部以外にも、胆管内、胆のう内に多くの石を抱えていて、これが上から降りて来て新たに閉塞を作るということは充分考えられ、その際はやはり外科的処置が必要。たくさんある石達の動きによって、明日はまたどうなるか分からない。手術がいつになるかも分からない。このどっちつかずの状態は、正直精神的に辛いです。りっちゅのMRIのトラウマもあって、好転を手放しで喜べない気弱な母ちゃん達(ノ_-。)
でも、ガラス越しではあっても、元気そうなラピの様子と、ご飯が食べられるくらい痛みがひいたことは、素直に嬉しい!これも、皆さんがラピにパワーを送ってくれてるからだと思います。本当に本当にありがとうございます!
手術については、明日の朝の様子で最終判断ということで、母達にとってはまた心臓に悪い一夜を過ごすことになりますが、どうか皆さんの温かいお気持ち、頼もしいパワーを、引き続きラピに送ってやってください!心からお願いしますm(_ _)m
血液検査の数値が改善してきて、ラピくんがご飯をたべらるくらいになったことよかったです。
レアルくんの血液を輸血して、ソマリ〜ずパワーが身体を駆け巡ったのかもしれませんね!
手術をするかしないかは今日のラピくんの様子しだいですか。
どちらにしても、ラピくんが元気になってお家に帰る事ができるように祈っています。
ラピくんを苦しめる石がなくなりますように(>人<)
大丈夫!みんなの祈りが大きなパワーとなってラピくんを守ってくれるよ!