Lapis Luna
Lucia Lino
Lycka Leal
Laula

子猫見学で恐怖体験

この記事は約5分で読めます。

ソマリ母ちゃん記念日」では、我が家初のにゃんこ、ラピ隊長との出逢いを書きました。

でも、不思議に思われたかもしれません。どうしてビビビの運命に打たれた「出逢い記念日」が、そのまま「お迎え記念日」にならなかったのか。

それにはラピと出逢うまでの紆余曲折??から学んだ(;^-^A、私達姉妹の決め事があったんです。その決め事とは、“相手がブリーダーさんにしろペットショップにしろ、子猫をどんなに気に入っても、絶対に即答はしない。翌日返事をするので待ってくださいと伝える”…ということ。

普通「わ〜!!!可愛い〜〜!!!この子をうちに迎えたい!!」って思ったら、「この子に決めました!!連れて帰ります」っていうのが、自然な流れですよね(;´▽`A“。私達も子ニャン探しを実際はじめる前は、漠然とそんな風に思っていました。ただ、運命の家族探しはそう簡単じゃなかった(笑)。

ソマリの子猫を求めて都内のペットショップを徘徊したり、猫雑誌で見たブリーダーさんに片っ端から電話で問い合わせをしていた頃のこと。その頃、本当にソマリが少なくて、なかなか実物にはお目にかかれない日々でした。

そんな中、たまたまネットでとあるブリーダーさんのページを見つけ、今現在生後2ヶ月ちょっとのソマリが居るということが分かりました。しかも、当時の自宅からアクセスも悪くない場所です。私達はさっそくアポを取り、見学させていただくことにしました。

さて当日。いよいよ本物のソマリに出逢える〜♪♪。うまくいけば、そのままうちの子が決まる〜〜♪♪。私達は手土産片手に、わくわくしながらブリーダーさん宅のチャイムを鳴らしました。( ゜∀゜)σピンポーン

ガチャ

Σ(‘ω‘ ;)

出て来られたのは、「や」の付く自由業風の方。電話口の声からは全く感じなかったんですけどぉ〜( ̄(エ) ̄|||

でもまぁせっかく子猫を見に来たのだからと、勇気を持って(笑)進んでいきました。居た居たっ!!!ちびっこい子ニャン達!!!(´∇`人)可愛い〜〜〜!!!

可愛い〜〜!!!

可愛い..い

….んだけど、ん?あれ?なんとなく…( ̄▽ ̄;)

シロートさんではないオーラを放つブリーダーさんの目前で、口にすることはできなかったけど、私達は二人とも“今まで穴が空くほどネットで見つめ続けて来た、生粋のソマリとどこか違うような…;;;;;”そんなことを漠然と感じていたんです。

でも、私達自身、初めて実物のソマリの子猫を見たわけだから、ネットとギャップがあるだけかもしれない。うん、うん。

とりあえず、ブリーダーさんなる方に、いろいろ質問してみました。「ソマリってどんなところに気をつけて飼えばいいですか?」「別に、普通の猫と一緒でしょ」「ご飯は何をあげていますか?」「普通のキャットフード」「できれば親猫を見せていただけますか?」「今ちょっと見せられないのよ」「子猫の譲渡価格はおいくらですか」「いくらだったら払える?」

…..( ̄  ̄;)

できればすぐにでもソマリの子ニャンを迎えたい。一日も早くソマリと一緒に生活したい。心の中はその想いでいっぱい。でも、このまま話を進めていいんだろうか〜〜〜〜(*´д`*)←かなり追いつめられた精神状態;;;;

そもそもお断りする方向性のことは、全く打ち合わせていなかった私達。お互い相手の本心を探ろうとアイコンタクトしながらも、ブリーダーさんへの応対は徐々にしどろもどろに…。

目の前50cmのところに非常に圧迫感のある二つの目が光ってる状況で、二人でヒソヒソと打ち合わせをすることもできず、どうやってその場を切り抜けたのか。気がつけば呼吸を荒げて帰途についていました(;´Д`)。いまでもその間の記憶が全くありません(>▽<;;。

そんな恐怖体験からしばらくして、こんなこともありました。

あるペットショップにソマリの子猫が居ることがわかり、私がどうしても仕事で動けなかった為に、しゃお母が一人で見に行った時のこと。ショップに着いたしゃおさんから電話が入ります「すごく可愛い〜!!。今度こそ本物のソマリだと思う!!。この子に決めたいかも〜。とりあえず写真撮らせてもらうから、帰ったら見てみてo(≧ω≦)o」

でも、その夜、私が帰宅した時にはテンションがすっかり下がっていて、「冷静になって考えてみたら、今度は本物のソマリだったっていう嬉しさの方が強かったみたい…。心の底から可愛いって思ったのとは違うような…」(´-ω-`)

はぁ?( ゜Д゜)

しゃお母の優柔不断さに腹を立てたものの、次に私が一人で見学に行った時には、その気持ちがよく分かりました。子ニャンを目の前にしたら誰だってテンション上がりますって(>▽<;;。まして恋こがれたソマリだというだけで。

でも、それが自分たちにとって本当にオンリーワンの存在なのか、一晩考えると不安になってくる…。それで、冒頭に書いたような決め事を作ったわけです。今後どんなに可愛い子猫に出逢っても「お返事は明日必ずしますので、一日だけ待っていていただけますか」….そう言おうって。

その誓いがあったので、ラピに初めて逢った時も担当のスタッフにそう伝えました。もちろん絶対に他のお家に譲る気はなかったので、「もし一日待っていただくのに内金が必要なら、今お支払いして行きます」とまで言いました。(笑)

さらに、ラピが居たペットショップよりも閉店時間の遅いもう一軒のショップにも足を伸ばし、他のソマリっ子も“あえて”見に行きました。そこに居た子達もかなり魅力的なソマリちゃんだったんですが、逆にラピに対して感じた感情が“スペシャル”なものであることを改めて実感した私達でした。

その日は、家に帰ってからもほとんど徹夜でラピのことばかり話していました。もし、今まで見学して来た子達に決めていたら、ラピとの出逢いはなかった。私達にとって、「一日よく考えますのでお返事は待っていただけますか」と、今まで何度か発したその言葉は、ラピと巡り逢うためにあった言葉だったんです。

だから、これから子ニャンを探そうという方で、もしほんの少しでも心に迷いがあったなら、どうぞその言葉を使ってください。もちろん、私達も一番最初に出逢った子がラピだったら、この言葉には至らなかったでしょうけど(笑)。

ラピに出逢った翌朝、ペットショップの開店時間を待って一番で電話をかけました。「昨日のソマリの子猫を迎えさせていただきます。今日お迎えに行っていいですか?」

でも、ある事情のため、ラピが我が家にやってきたのは、それから2週間も先のこととでした(*´д`*)。

「足止め」編に続く〜。

タイトルとURLをコピーしました