Lapis Luna
Lucia Lino
Lycka Leal
Laula

子猫の問い合せ

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ソマリを家族に迎えようと思ったら、次はどうするか。子ニャンを探さなくちゃ…ですよね。子ニャン探しは、うきうきした気分のままサクっと決まることもあれば、なかなかビビっとくる子に巡り会えず、焦ったりブルーな気分になってしまうことも(;^-^A。私達も一番最初の子、ラピと出逢うまでには、かなりの紆余曲折がありました。今日はそんなことを思い出しながら、「出逢い」のトリビアをちょこっと。

出逢いには、大きくわけて二通りあると思います。ペットショップに足を運んで探す。ネットで「ソマリ 子猫 販売」「ソマリ 子猫 譲渡」などと情報を集めながら、じっくりと探す。

後者のネットの情報も、ショップ系のサイトとブリーダーさんが直接運営しているキャッテリーのサイトに分かれます。

ネットでソマリの子猫情報を見て、「この子がいいな」という子を見つけたら、そこからが幸せな「お迎えプロジェクト」のはじまり♪。心にビビっと来たソマリっ子、なんとしてもお家にお迎えしたいですよね。

ショップ系のサイトの場合は、多分ビジネスライクな問い合わせフォームに必要事項を入力して送れば、それで第一段階はOKなのではないでしょうか(想像ですが(;^-^A)。でも、個人のブリーダーさんに問い合わせをする場合には、ちょっと事情が違います。

ほとんどのブリーダーさんは、送り出す子猫を大切に育て、その子の幸せを願っています。だから、終生大切にしてくれるだろうと思えるような家庭に譲りたいと、当然思っているのではないでしょうか。そんな時、本名も明記せず、HNのみで「この子が気に入りました」だけのメールを送りつけられたら、どんな気持ちになるか…。(実際そういうメールがとても多いそうです;;;)

ちょっとおもしろいエピソードがあるので紹介しますね。10年前、我が家に初めてのソマリを迎えようとしていた頃は、まだネットでの子猫探しが今程浸透していない時代でした。私達は、猫雑誌に掲載されている「ブリーダー」さんに片っ端から電話をかけ、ソマリがいるかどうか問い合わせを続けました。その時の、あるブリーダーさんとのやりとりです。

私「恐れ入ります、●●という雑誌で拝見した者ですが、そちらにソマリの…」
ブ「あなたお名前は?」
私「○○と申します」
ブ「下の名前は?」(メモっている様子)
私「…△△です」
ブ「住所は?」
私「東京の杉並区に住んでおりますが…」
以下「マンション?一戸建て?」「賃貸?ペットは飼えるの?」「仕事は?」「家族構成は?」「猫嫌いな家族はいない?」「一日のうち全く人がいなくなる時間は何時間?」「猫の飼育経験ありますか?」次々と質問がマシンガンのように浴びせられ、10分ほど尋問(笑)された後、「私はね、自分のお眼鏡にかなった人にしか猫を譲らないのよ」と誇らしげに言われました。

その後、ソマリはいますか?と聞いたところ、「ソマリは今いないのよ、それより可愛いアメショが居るからそっちにしなさい」というお答えをいただき、チャンチャン♪ってお話だったのですが(>▽<;;

まぁこの方の例はちょっと極端だとは思いますが…(笑)。でも、その経験から学んだことがあったんです。そうか、ブリーダーさんは、先ずそういうことを知りたいんだって。それで、問い合わせをしてきた人間が、子猫を譲るのに値する人間かどうかを見極めたいんだなって。

その時の経験が生きて??、ブリーダーさんへのファーストコンタクトとなる問い合わせメールに、何を書いたらいいのかが身に付きました(;´▽`A“。

我が家は2頭目のソマリであるルナからは、ソマリブリーダーさんからお迎えしているんですが、初めてのメールを送る際には、必ずあのマシンガンブリーダーさん(笑)に聞かれたような事柄を明記した上、気に入った子に対する想いも書き添えて、送るようにしています。

こちらがキャッテリーを好きに選べるように、ブリーダーさんの側にも、オーナーを選ぶ権利があるのです。どう考えても常識から外れているようなメールを送りつけたら、首を縦に振ってはもらえないしょうし、逆に、ネチケットを守り、大切な子猫を送り出すブリーダーさんの立場にたって、心をこめたメールを書けば、それはきっと幸せなお迎えに繋がると思います(*´∇`*)。

これからソマリを探そうという方に、ステキな第一歩が待っていますように。

※キャッテリーの子猫情報で「譲渡」という言葉が使われていても、それは無償ということではないので、注意してくださいね。ブリードを引退した成猫を譲るような特別なケース以外、子猫の譲渡は有料となります。

*お迎えの詳細に関しては「ソマリの子猫を迎えるには」もあわせてご覧ください。

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